今年も忙しかった九月が終わり、十月になってようやくほっと一息をついている。昨日そして今日は散らかりっぱなしの作業場をようやく片付けた。夕方畑の支柱などを片付け終わった頃、隣県に住んでいる姉と甥が飯米を取りに来て、一休みしたあと母を連れだって帰っていった。姉たちはお盆に墓参りに来た時にも母を連れていったので、今回も母は抵抗もなく車に乗り込み、嬉しそうに一緒についていった。母が良ければ何日間か向こうに泊まる予定で、帰る日は特に決めなかった。
十月は一番落ち着く季節のはずなのに、なんだか心は落ち着かない。何故なんだろう。あの暑すぎた夏のせいだろうか。そうかもしれない。
くすぶっていた火種があの強風のせいで飛び火となって、あちらこちらでまた大火事を惹き起こしている。大勢の犠牲者もでている。オレガオレガの劇場では悪役が主役、善人はやられっぱなしの端役。もうとっくに飽きてしまっているのに・・・
まだ終わらない