季節毎にその季節にふさわしい匂いや音や風景がある。
さっきまでパンパンと威勢のいい音が遠くで聞こえていた。それだけでも結構楽しめるものだ。みんなはやはり近くで見たいらしく朝から準備して出掛けていった。本当に雨に降られなくてよかった。何年かぶりだもの。
ひとは日常の暮らしの中で季節を感じ、折々に日常を演出し又それを堪能する。その一連の流れが人生を味わい深いものにしていくのかしれない。せわしく急ぐばかりではなく時々ゆっくりと道草を食いながら歩いたほうが実はいいのかもしれない。でも風雲急を告げているからそっちの備えをまずしないと・・・
うとうととしていたら、もう真夜中だ。あれ?外ではもう秋の虫たちがないている?
いつもの年ならお盆過ぎあたりなのに、まぁ今日が立秋ということだから良しとしよう・・・