先ほど、内田樹氏の書籍を読んでいた(正にはじめてであるが)。そこに「日本国民は主権者ではない」という意味の言葉が書いてあった。「本当の主権者は海の向こうにいる」というのである。日本国憲法制定のいきさつについてはご存じのとおりいろいろの解釈がある。確かに国民主権がうたわれているのだが、それでは作ったのは一体誰なのか。戦争に負けて、それで未来永劫刃向かわないようにするために押し付けられたのか。またそれでも押し付けられてはいないといいつづけるのか、自尊心のために。
今ウクライナはロシアに侵略されようとしている。戦争を仕掛けられ「非武装」と、「中立化」を、国民の命と引き換えに迫られている。
全く状況が違うのだが、主権を維持、回復するのにどれだけの努力と時間がかかるのだろうか。ただでないことだけはわかる。
それでも血が
流れることだけは
勘弁だ!