しだれ桜の花びらは、なかなか散らない。
葉っぱもかなり伸びてきているというのに。
真下のドウダンツツジと競演したかったのだろうか。
家の裏では藤の花が房の上の方から咲き始めていた。ふと気がつくとクマンバチがあっちにもこっちにもいる。右から左へ、上から下へ、そしてまた上へと忙しい。こっちはのんびりした気分なのだが、むこうはたぶん一所懸命なのだ。
今年も田植えの時季が近づいてきて気忙しい。作業と作業の空いた時間に野菜の種を蒔いた。それぞれ蒔き時があって、いつ蒔いてもいいわけではないのはわかっているけど、今日買ってきた種、一編に蒔きたかったな。次いつやれるだろう。いやいつやる気になるだろう。のんきなのではなくて、実はいいかげんなのだ。
一度荒らした土地は元に戻すのが大変だと実感している。草ぼうぼうにすぐなる。刈ったあとからすぐ伸びてくる。便利な薬品を撒けば簡単なのだが・・・
汚(けが)した土地はいつきれいになるのだろう。誰がきれいにするのだろう。