いま某○○ー○゙にいる。
午前中は健康診断だった。身体測定から始まって胃や胸のレントゲン撮影、採血などを行うあれだ。毎年恒例の事なので慣れているはずだが、いつもがっかりしてしまうところがある。視力や聴力測定の結果はまだ許せる。しかし身長測定の結果にはただこうべを垂れるしかない。今年も油断していた。もっともっと事前に背伸びをしておけばなどと悔いても後の祭りだ。(いっ、いっせんちもかぁ?)
気晴らしに近くにある書店でしばしクールダウン(?)のために、書棚の間を散策する。時には背伸びしたり膝を屈めたりして・・・
力の無いものは時には力のある者に憧れ、時には反発する。バラバラなうちは概ね無害だが、集団になると時の権力者にとって有害にもなる。民衆の批判の声に対し時の権力者の対応は国の体制によってわかれる。収容所に入れたり戦車で踏み潰したり(どこかの国のように)、はたまたあらためて民意を問うか潔く自らその地位から降りるかだ。
国を憂えるのは、国を大切に想うからだろう。しかし手段を選ばず、性急にことを進めようとするのは危険だ。
たとえ民意を正しくとらえても、すべてを取り入れることは不可能だ。
「こちらをたてれば、あちらがたたず」
暴動や一揆や革命や粛清が起こってしまう前に、競争ではなく共生するための方法を他人任せにしないで自らの頭で考えてみたいと思う。